仲良し女子二人組の友情の絆にヒビが入る。青春の苦い経験。そんなつもりはないけど自分のことしか考えられない、そういう自分。想像してたより苦しかった。
イーニドの言動行動はかなり自分勝手で、友達にいたら嫌だなとは思うけど、成長の途中で誰しもこういう時ってあるよな、とも思う。
自分の中で超大切だと思ってた恋も、手に入った途端にいらなくなったり、ずっと仲良しだと思ってた親友も、簡単に離れてしまう。見終わった後に自分の人生と重ね合わせて、すごくじわじわ来るものがあった。ヒリヒリする。
ラストはハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、分からない。
女の子2人組の画がずっとかわいい。
個人的に、綿矢りさの小説読み終わった後みたいな感情になった。ひりひりする。