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ゴーストワールドのotaのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
4.2
自分の人生の退屈さを他人を揶揄することで埋め合わせる主人公。

親友(スカーレットヨハンソン。若い。)は着々と社会人としてステップアップしていき、舐めてたイケてない年上の男(スティーブ・ブシェミ。通常運転。)には彼女が出来たりと周囲に変化が起き始める。焦りや孤独を感じていく様子や肥大した自意識の痛々しさに、暖かい気持ちと若干の胸の苦しさを感じた。

2001年の公開時は新しい“低体温系”青春映画として大ヒットしたらしい。ファッションがおしゃれで可愛くて影響を受けた人が当時沢山いたのだと思われる。権利の関係で配信は今後もなさそうとのこと。劇場で見れてよかった。
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