このレビューはネタバレを含みます
この映画にしかない気分があった
イニードにかなり感情移入した
イニードの露悪的でパンクで、でも世界に対しての期待があり「こうあって欲しい」と思っている純粋や優しさの屈折が良かった。
明るい映像が讃える少女のモラトリアムと苦いストーリーで展開される現実のズレ
ないと思っていた出口が見つかって、ついにそのモラトリアム─ゴーストワールドを出る
【ghost】- 弱々しい人、ぼやけた、突然連絡が取れなくなる
普遍的な主題だけど、イニードの天邪鬼な純粋さ、映像とストーリーで作られる気分は他に感じたことがないものだった。