ゆきゆき

ゴーストワールドのゆきゆきのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
3.7
はみ出し者の青春時代を送るイーニドとレベッカ。どうしようもない現実をもがき続けるイーニドに対して、社会と折り合いをつけて大人へとなっていくレベッカの対比が本当にツラいですね。
結果的にシーモアにとってのファム・ファタルとなってしまったイーニドだけど、それは彼女の望んだことではなかったはず。
最後の彼女の旅立ちと行く末は、決して後ろ向きなものではないと思うのです。
ゆきゆき

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