エンドロール

ゴーストワールドのエンドロールのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
3.6
初公開当時、恵比寿ガーデンシネマで観た記憶。それ以来だしほぼ覚えていなかった。
スカヨハは意外と出番が少なかった。美少女レベッカには、美少女ゆえの見た目バイアスという苦悩があったのだった。そこにさらっと触れられていて、悲しくなった。
そしてイーニドには「キラキラ人気者の友達枠」ならではの苦悩があり、多くの人が共感できるキャラクター。無論こちらも悲しい。つまり人それぞれ、誰もが苦悩を抱えていることに気付かされる。そんな大きいことまで気付かなくて良い映画なんだけど。20年以上経ってるのに人は変わらぬものに苦悩している、普遍的映画ですごい。スカヨハの色褪せぬ美貌にも驚く。けど友達ディスりなどイーニドたちも結構ひどくて、そこは時代が進化していた。
ブシェミ最高、イーニドが惹かれるのも納得!