リバイバル上映おめでとう!
多分高校生くらいの時からジャケットや映画特集の雑誌で気になってはいたものの手にとらず。結果、スクリーンで観れて良かった!
映画ハシゴしたのもあって、観終わった後は結構ヘトヘトだったけれど、後味悪い感じは全然なくて、これは見逃してはいけない気がすると、パンフレットもお迎えして帰宅。
ちょっとひねくれたティーンを題材にした作品は、同族嫌悪に近いものだったり、キャラクターそのものを好きになれずしっくりこない時があるけれど、イーニドは抱きしめてあげたくなる、そんな女の子だった。
私もイーニドの歳の頃、周りに馴染めず、何者かになろうとして必死で、でも寂しくて。人間関係ぐちゃぐちゃにしてしまったことがあった。
少しだけ大人になった今は、あの時の私よりは折り合いがつけれている気がする。でも、自分の中にある小さな子をずっと守ってあげたい。
好みドンピシャ!ってわけじゃないけれど、いろんな形の黒電話やレコードがたくさんある部屋、アメリカの個人ダイナー、イーニドのファッションにときめいた。長年この作品が愛されてる気持ちがちょっと分かった気がするよ。