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ゴーストワールドのqのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
4.0
2024年9本目
映画館2本目

わたしがまるでこの映画のイーニドみたいだと友達に言われたことがきっかけで観た。

若い頃こうだったなって言いたいけど、今も全員共存しすぎてわらえる
ちゃんとまじめに仕事して社会に順応してるけど(わたしの中のレベッカ)趣味の話になると住む世界が違う自分をいつも感じてるし(わたしの中のイーニド)深すぎる中年音楽オタクの理解者なんてと諦めてる(わたしの中のシーモア)、という具合にまんまみんなが共存しててわかりすぎてくるしいな
とくにシーモア…恋とか含めてすべてが他人事とは思えないのですが

来るはずのないバスに1人乗って行ってしまったあのラストは?シーモアもなんかセラピー通ってるし、ということは?とバッドエンドのように思ったんだけど、自分探しの旅に出たのだと思いたい、、

成長していく過程で友達ではなくなった人は大勢いるけれど、ちゃんと自分の好きを貫いていけば、そしてなんとか我慢しながら社会でいきていけば、それなりにお賃金貰えるようになり趣味に費やす金はできそして自分をおもしろがってくれる人が周りに集まってくるしそういう友達はずっと残ってくし、10代のころと大してやってること変わらずそれなりに楽しく生きていく道もあるよ、といったメッセージはこの映画にはなかったけど、これをみた若者たちに届きますように…

ところで、バスのくだり先日見たばかりの、ラスト・ブラックマン・イン・サンフランシスコとどこか似てるようなと思ってちょっと調べたら、この映画からインスピレーションを受けてたらしいし、イーニドを演じたソーラ・バーチが出てたのか、どうりで!
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