クーベルタンはな

人間失格のクーベルタンはなのレビュー・感想・評価

人間失格(2009年製作の映画)
3.1
太宰治生誕100周年を記念して製作された文芸大作。津軽の資産家の息子・葉蔵(生田斗真)は、幼い頃から周囲となじむために偽りの自分を演じていた。上京して高等学校に入学した葉蔵は、同じ画塾に通う遊び人の青年・堀木(伊勢谷友介)と出会う。堀木とともに酒におぼれ、放蕩生活を始めた葉蔵は、女にも不自由することがなかったが、そんな生活に徐々に虚しさを募らせていく。
葉蔵がどんどん壊れていくのを見ているのが辛かった。
主演に生田斗真。監督は「赤目四十八瀧心中未遂」の荒戸源次郎。