ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノといえば、共演するだけで大きな話題となる2人だった。
しかしこの映画は特に話題にもならず。
更にはあのアル・パチーノがラジー賞にノミネートされてしまうという黒歴史。
もちろん時代の流れというのもあるけど、このストーリーなら仕方ないよね感。
悪党ばかりが殺される事件が発生。
ベテラン刑事2人が事件を追うが、犯人は警察の人間ではないかという疑惑が出てくる…というクライムサスペンス。
しかしあたかもどんでん返しを狙ってます風な雰囲気だけど、真犯人も特に驚きもなく。
デ・ニーロ演じるタークを疑い、追いかける刑事役にジョン・レグイザモとドニー・ウォルバーグ。
この2人がもうちょい魅力的なキャラならいいけど、なんか嫌。
演出も平凡。
せっかく名優2人なのに、ラストシーンなんか一緒のショットよりも交互に映すシーンが多くて残念だった。