「私は正義を失った。」
ロバート・デニーロ×アル・パチーノという個性派の濃い2人のバディです。
2人が射撃の訓練をしているところから始まります。
デニーロ扮するのはデイブ・フィスクで第1級刑事です。ニューヨーク市警に30年勤務し、その間に14人殺した経験があります。
アル・パチーノはその相棒です。
デニーロを見た人の台詞に「あの目をみろ、異常者だ。」とあるのですが、まさにこの2人こそ正気でないような…
濃すぎる×濃すぎるバディなので、期待感満帆です。俳優2人のみでそう映画が変わるかという単純な話ではないと思いますが、この2人ならば俳優だけでも深い映画にはなり得ます。
始めは、2人のバディがお互いを尊敬しあっているので、そこを反発し合う関係にしたり、2人が敵対していた方が良かったように思えましたが、その理由はストーリーにありました。
ストーリーを話せばこの映画の面白さを壊してしまう内容なので、書きませんが、私はすごく面白い映画だと思います。
1つの画面に2人は窮屈過ぎるように感じましたが、2人の演技合戦は最初から最後まで見応えあります。
刑事ものですが、アクション映画ではなくヒューマン映画になっています。
いうまでもなく、2人のファンには嬉しい映画ですね。
「正当なことだ。
後悔なんてすべきではない。」