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ドメスティック・フィアーのEDDIEのレビュー・感想・評価

ドメスティック・フィアー(2001年製作の映画)
3.7
元妻の再婚相手は元犯罪者⁉︎ 愛する息子を救うため、トラボルタがヴィンス・ヴォーンに挑むサスペンススリラー。随所にツッコミどころはあるが、見応えは十分。息子、よく頑張った!

〈ポイント〉
・息子と元妻のために警察以上の行動力で示すジョン・トラボルタの懸命さが良い
・コメディ色を排したヴィンス・ヴォーンが怖い
・殺人犯の詰めの甘さが目に余るが、それはそれで面白い

〈雑感〉
Netflixでずっとマイリストに入れていたサスペンス。
3月31日で配信終了してしまうということでセレクト。89分でサクッと観れるのもちょうど良い。

当時はハリウッドで主演級で活躍しまくっていたジョン・トラボルタ。『ソードフィッシュ』とかが上映されていた頃ですね。
今やB級映画ばかりに出演しているイメージですが、本作では息子の危険を察知して彼を救おうと行動するパパとして縦横無尽な活躍を見せます。

まぁツッコミどころとしては警察が仕事しなさすぎる点でしょうか。
毎度犯人の証拠に繋がりそうなものはトラボルタが掴んで提供するなど、「いやいや、お前らは何してんだ」と。
とある放火のシーンでは犯人の詰めの甘さが出てしまい、「助かった場合を考えなかったの?バカじゃない?」と突っ込まざるを得ません。

しかし、そんなツッコミどころも楽しみながら観れば、結構撮影が良いこともあり、スリラーとしてなかなかハラハラさせてくれます。いきなり後ろに立っていたりとか、どこから入った⁉︎と思わせといて、そっちにもドアあるんかーい、みたいな。

まぁサクッと観れるんで、気軽にサスペンスとかスリラー観たい人にはおすすめできるかな。

〈キャスト〉
フランク・モリソン(ジョン・トラボルタ)
リック・バーンズ(ヴィンス・ヴォーン)
スーザン(テリー・ポロ)
ダニー(マット・オリアリー)
レイ・コールマン(スティーヴ・ブシェミ)
ダイアン(スーザン・フロイド)
エドガー・スティーヴンス(ルーベン・サンチャゴ=ハドソン)
テレサ(デブラ・ムーニー)

※2022年自宅鑑賞54本目
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