ジャッキーケン

VERSUS ヴァーサスのジャッキーケンのレビュー・感想・評価

VERSUS ヴァーサス(2000年製作の映画)
3.7
時代を超えて闘え!的なウェイブを会得する前の坂口拓主演のアクション映画

当時の邦画としてはかなりハイパーバトルなことしてて感心したマトリックスの影響はすげぇ感じるとこあるけど

坂口拓は言うほどアクション上手くない
REBORNではウェイブという戦闘術が上手いことセガールや「96時間」のリーアムニーソンチックに本人はそこまで動けないけど圧倒的な強さでそこをリカバーすることができていたが本作は純粋にカンフー映画的な動きがメインとなってるためか坂口拓のポテンシャルをかなり試されてるところがある、だからこそ動きの粗が結構出ててパンチひとつ取ってもこれは下手だなと思ってしまった

俺的に別にアンチ坂口拓というわけではないけど一部からめっちゃ持ち上げられてるのは正直どうかと思う節はある

REBORNは好きだしあの最強のキャラクター性なんかは遡れば千葉真一以降邦画界であまり目にかけられることはない希少さは買ってるけどもアクションの洗練さで言えば圧倒的に真田広之の方が上

坂口拓の批評はここまでにしといて映画はと言うとかなり濃い目のバトルアクション
なんせ北村龍平だからかゴア要素もある
謎のゾンビ的な要素と謎に飛躍したストーリー展開とか好きな人には好きって感じ個人的にはやりずきた拗さを感じてしまったが

邦画においてはアクションは良い方で全体的な粗こそあるけども最低限見所のある作品になってる