『わんぱくデニス』などと似たテーマの悪ガキキッズが巻き起こすドタバタ劇の作品。
この年代に大量に作られた同系列の作品の中ではまずまずの佳作といったところ。
基本、主人公のいたずらキッズが色々と悪さをするという流れなのだが、正直言ってその悪さのピークは施設にいた段階で振り切っていたので、後半特にこれといったイタズラっぷりを発揮するわけでもなく、ラストにかけての展開はちょっと淡白だったかなと思う。
結局のところしっかりと絆が芽生え親子にというオチも安易過ぎるので、そこでもう一捻り何かアクションが欲しかったところ。
ただ、下世話な話でもなく、グロい描写があるわけでもないので、単に時間つぶしとして楽なスタイルで観るのには最適な作品だった。
