◆あらすじ◆
核実験場に監視装置をつける任務中、担当者たちが行方不明になる。その頃、新兵を引き連れたアメリカ軍の部隊が物資を届けるため、核実験場に向かう。そこには人肉を喰らう怪物たちが待ち構えていた。
◆感想◆
前作「ヒルズ・ハブ・アイズ」の続きとなります。前作を観ているとより楽しめると思います。
前作の舞台となった核実験場でアメリカ軍の部隊と怪物たちの戦いを描いた作品となっており、怪物たちのテリトリーの中で部隊が次々と分散され、餌食になっていきます。
ストーリーのテンポは悪くないですが、軍の動きから怪物の襲撃への繰り返しが多く、単調になっていた気がします。しかし、後半の女性兵士が怪物に拉致されてからの展開は、複雑な坑道の中で兵士たちがそれぞれ独自の行動を起こすなど変化があって良かったと思います。
怪物たちは前作同様、身体に奇形を残す凶悪な容貌と坑道内を熟知し、兵士たちの上を行く狡猾さが恐ろしいキャラクターになっていました。本作は怪物たちが女性を子を残すために生け捕りにする性格が明らかになり、その醜悪さが極まっていました。
残酷な描写が多く、襲撃シーンの惨さとともに、人肉を切断して保存する場所が背景として描かれていて、怪物たちの食人の部分を印象づけていたと思います。
本作もなかなか面白かったと思います。
鑑賞日:2023年9月30日
鑑賞方法:DVD