だい

夜霧の港のだいのレビュー・感想・評価

夜霧の港(1942年製作の映画)
3.3
あっ!ジャン・ギャバン金髪になってる!!!

そんなパツキンなバンギャが演じる軟派男ボボ。
ギャバンの役はペペだのボボだのペペルだの、そんな名前が多い。


軟派な酒クズによるドタバタラブコメね、
ギャバンがよくやってる口だけ男のやつねハイハイ。

と、数多のギャバナーが、
おや、これはデジャヴ?
と自問する序盤の展開からの~、

中盤に入っていきなり加速するスリル、ショック、サスペンス!!!

真相は早い段階でほぼ予測できるんだけど!
だけど!

出てくる人みんな演技上手すぎて、
真相なんてどうでもいいくらい引き込まれるぅぅ~!!!!!


トーマス・ミッチェルは相変わらず存在感やばいし、
クロード・レインズはもう黙ってても悩みと優しさを演じきるすごさ。

そして何よりもアイダ・ルピノ!
この人やっぱ天才だろ。
憂い、無邪気さ、賢さ、期待、
そしてクライマックスシーンの、恐怖心を押し殺した強がり!!!
これ全部表情だけでバッッシバシに伝わるのすごすぎ!

評価低すぎ女優賞ですおめでとう。


「目と目が合って愛し合ってるって確信する。次があるとは限らないから、そんな女は決して離すな」

そんな確信、してみたいわ!!!!
だい

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