予想外、と言っては失礼ですが
めちゃくちゃ面白かったです。
西田敏行といえば
探偵ナイトスクープで毎週泣いてた
元局長のイメージしかなかったのですが
いやあ、この映画の西田敏行は本当に格好いい。
牡丹(南野陽子)の憂いを帯びた
演技がこれまた良く、遊女として
翻弄されまくる役にハマってます。
仁王(高嶋政宏)はキモいを
通り越して狂人にしか見えませんでしたが
その狂いっぷりも含めて中々良い役です。
最後はチャンバラ時代劇ぽい
展開になっちゃって
ちょっと興ざめしかけましたが
全体としては人情味が溢れる沁みる映画でした。