方眼

フォート・ブロックの決斗の方眼のレビュー・感想・評価

フォート・ブロックの決斗(1958年製作の映画)
4.1
1958年”These Thousand Hills”。R.フライシャー監督作品は本当に安心して観れる。父アニメ作家マックス・フライシャーの評伝を書いていることからも、場面設計や演出の的確さ分かりやすさは推して知るべし。「赤い河」の感じで牛追いグループに入る若きラット、金銭欲性欲よりも出世欲。事業が成功、二人の女に挟まれ「陽のあたる場所」っぽくなって「ハウス・オブ・カード」はどうなるのか。後半、クズ野郎イエフがキャリーの家にやってくる場面、無理矢理の2回キスから形勢逆転、さらに逆転、去っていくイエフまでワンカットの緊張感。他にもコーヒーやお酒が何回か出てくる飲み物演出。ラットが語る父の思い出は、良い話悪い話の両方あり、どっちを誰に話したのか。
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