待田京介の人格者ぶりが素晴らしい。日活の映画でケチなチンピラ役を演っているときから比べたら、鶴田浩二とほぼ同格の大出世。その座に恥じない細やかな演技だった。その鶴田浩二もいつも以上に自罰的というか、…
>>続きを読む任侠映画のどこが好きって、自分がこれからとる行動を正当化したり、相手がとろうとする行動を諫めたり、どっちがスジを通しているかを議論したり、勝敗の結果について駆け引きしたり、そういった局面で当事者が繰…
>>続きを読むなんだろう、いきではなかった。
九鬼周造の定義するところの媚態が過ぎるセリフがいくつかあった。しかし、片手ほどしかないそのほころびでいきが瓦解することに驚いた。伝説的な銀幕スターたちが芝居しているに…
斬り込みいく富三郎が珍しくかっこいい。かき氷が美味しそうないいシーン。途中で滅多刺しにされた鶴田浩二の株が相対的にあがる。高倉健はあんなみっともないやられかたはしない。お竜さん感傷的でキャラ崩壊して…
>>続きを読む今までで1番の長尺、かなり濃い内容でしたがとてもよかったです
今作は善人サイドの任侠たちが決してハッピーエンドではない結末を迎え、ラストシーンも中々にずっしりとくる
お竜の博打のシーンは各作にあるん…
アマゾン・プライム。
え!?お前不死身の富士松だろ?
プログラムピクチャーのお約束の枠の不定形性を知らされた。同時代の観客は、ずっと同じ役を演じていた役者が違う役を演じることに違和感を覚えなかったの…