【グラスゴー運河地帯の景観がよい】
英国映画。デヴィッド・マッケンジー監督作品で、2003年のカンヌ映画祭の「或る視点オープニング作品」なのだそうである (それがどうした、ってもんだけれどね)。
1950年代のグラスゴーを舞台に、貨物船で働く青年(ユアン・マクレガー)が水に浮かぶ女の死体を発見し、その女と青年の関わりがフラッシュバック手法で明らかになる一方、青年が貨物船の主である中年女性(ティルダ・ウウィントン) と関係を持つようになるというような筋書きである。
セックスシーンがやたら出てくるが(18歳未満お断りの映画なのです)、あまりその気(?)にならない。
私としてはグラスゴーの運河地帯の風景が、この映画の一番の見どころだろうと思いました。