ゆうひ

月世界旅行のゆうひのレビュー・感想・評価

月世界旅行(1902年製作の映画)
2.0
アポロ11号月面着陸の60年以上前のファンタジー映画。当時から見れば未来人にあたる立場で見られるのがすごくロマンティックで楽しい。
月に何があってどうなっているのかまるで知らない頃こんな想像をしてたんだなと思うと嬉しくなる。
月から帰る時のロケットの動きが一瞬意味わからなかったけど、そうか、地球が下にあって月が上にあるという考えなんだなと気づいて初心に帰れたようですごく新鮮だった。
モノクロに所々カラーを付けていたり、セットが絵だったりするので、逆に絵本の一部が動いているようにも見えて世界観が不思議な感じになって好き。
私たちが今見ているSFも、いつか一瞬意味がわからないくらい素朴な発想だと思われる日が来るのかな。すごく面白い。
ゆうひ

ゆうひ