喜連川風連

月世界旅行の喜連川風連のレビュー・感想・評価

月世界旅行(1902年製作の映画)
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ムービーの語源はラテン語の「動き」から、シネマの語源もギリシア語の「動き」から。

史上初のSF映画。
今よりもずっと、画面内の人物の動きや行動が奇怪で、面白い。

映画の本質の一部は「動き」

一枚絵の美しさよりも、大量の人間が画面を動く気持ち良さ。不可思議な動きをもっと突き詰めたい。

ルックや説明セリフばかりを追い求める時代にあってもっと動きを追い求めたい。

走らせる以外にもエモーショナルな手段はまだまだたくさんあるはずだ。

月のおどろおどろしい顔つきがクセになる。
喜連川風連

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