デパルマ

月世界旅行のデパルマのレビュー・感想・評価

月世界旅行(1902年製作の映画)
2.0
原作未読。モノクロ版のほうが好き。冒頭の黒板に絵を描いてガヤガヤしてるシーン、月に降り立ったシーンの俳優に演出をつける人がいなかったと見えて好き勝手に動くもんだから何が起きているのか誰を見るべきなのかストーリーさえ分からない。月に刺さった宇宙船デカすぎて前後のシーンに矛盾が生じる(宇宙船が発射したというより月に目がけて銃を撃ったようにしか見えないのは侵略戦争の隠喩だからかな)。この頃はまだ月に酸素があって星には顔があると考えられていた訳だね。映像のインパクト第一の姿勢は嫌いじゃない。これを観ると低予算のB級映画を邪険にしづらくなるね。もう少し面白いと思ってたなー。
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