ちぬちぃぬ

博奕打ち 総長賭博のちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

博奕打ち 総長賭博(1968年製作の映画)
4.2
ヒュゥゥ〜‼︎‼︎カッコ良✨

これがほんまの任侠よーって思う

舞台は昭和10年頃か…つまり戦前ですよね

私がイメージする"ヤクザ"っていうのは、やはり世代的にはもう少し後の戦後の混乱、闇市の愚連隊から派生した暴力集団→菱形の紋章:山👄組とかですね
☆『仁義なき戦い』などで描かれてる感じ

そしてもっと新しい時代になると
☆『アウトレイジ』っぽいタイプの反社組織になって、シノギの質が悪くてカタギをいたぶる闇金やらなんやら…
そこにはもう"任侠“なんぞは無くてもはや【半グレ】状態

私個人としてはそのような認識です
実は自分の幼少期に祖母から聞いていたヤクザのイメージは、怖くて悪い人という側面だけでなく
“悪人“というより“世間からはみ出した人“で、礼儀正しくて 時にはカタギより親切だったということでした
もちろん皆がそうとは言えませんが。。。

確かに相手がどんな人でも、一面的に観るのは問題があるかもなぁと思いましたね

で、今回のこの作品ですが、利権と政治的な力を持つために裏切り行為をしている幹部(叔父貴)、不義理を絶対に許せない松田、親父と兄弟に仁義を尽くす中井
簡単に言うとこの三勢力のぶつかり合いと言えるかな

そして中井を演じる鶴田浩二氏
松田を演じる若山富三郎氏
この二人の兄弟仁義が悲哀に満ちているー


こういう渋い任侠映画って
やっぱたまに観るとカッコいい〜✨ってなります(´ω`)
コレやでホンマ