輪

スワロウテイルの輪のレビュー・感想・評価

スワロウテイル(1996年製作の映画)
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精神的に不安定な時代に
何度も何度も繰り返し観ていた。

病んだ者に何かしら惹かれる要素があり、
暗い精神状態を晴らす力がある。
病みは病みに吸い寄せられ、
闇は更に深い闇で癒される。

社会の病巣を揶揄する描写もあり、
どんな状況でも強く逞しく生きられる
人間の底力を感じる。

ところどころ、
CHARAの魅惑に圧倒される。
CoccoやUAもそうだけど、
彼女みたいなアーティストは演技じゃなく
自然体で映画に現れる。
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