女の歴史の作品情報・感想・評価

『女の歴史』に投稿された感想・評価

◎ 困り顔のデコ、ボーならぬ信子は苦労している
  または、
◎ デコの「さらにいくつもの この世界の片隅で」

モーパッサンの『女の一生』に着想を得た笠原良三の脚本、成瀬巳喜男の監督、高峰秀子の主…

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GOFEET

GOFEETの感想・評価

4.5

◆世間の評判はいまひとつみたいだが、個人的には大いに楽しんだ一本。

◆今回も、お嫁入りから孫を抱き上げるシーンまでの〈七変化〉をなんの違和感もなくやってしまう高峰秀子の凄さを観せてもらった!

◆…

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我らが賀原夏子さんが大活躍!『稲妻』の浦辺粂子さんと双璧ですね。
そしてとても息子にゃ見えない山崎努。
さらに「すびちゃん」とはひと味違う星由里子。 
 
酔っぱらって書きました。
mat9215

mat9215の感想・評価

2.5

高峰秀子が演じる戦中・戦後の女一代記。美男の宝田明はやっぱり女にだらしなく、誠実そうな仲代達矢は肝心な時に姿をくらます。頼れるのは一人で怪しげなビジネスを切り盛りする淡路恵子。さらに義母の賀原夏子と…

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終盤の雨。星由里子が振り返って言う「濡れますから。うちへ、どうぞ」シンプルだが素晴らしいセリフと演出。
nt708

nt708の感想・評価

3.9

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成瀬映画の割には物語の展開や演出に多少の強引さは感じたものの、『娘・妻・母』にも共通する女性の女性としての一生を豊かに描いているように感じた。特に、戦前~戦後にかけての時代、女性がひとりの人間として…

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このレビューはネタバレを含みます

抒情の悪魔。
というしかない。
なぜここまで品よく庶民を描くことができうるのか。
ラスト近く、すごいショットを見た。
これが撮れるか撮れないかが、一流とそれ以外の違いなのだろう。
デニロ

デニロの感想・評価

4.0

ストーリー展開はかなり強引で、仲代達矢、草笛光子のシーンなど唐突で作りすぎているんじゃないかと、観ながら思ってしまった。でも、終盤に登場していたのをすっかり忘れていた星由里子のシーンで泣けてしまう。…

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三世代にわたる女の歴史を高峰秀子を中心に描く。
戦中の下町の路地裏や闇市を再現した中古智の美術がすばらしい。
加東大介の定食屋で出されるチャーハン、スープが旨そう。
ラスト近く、団地の入り口で高峰秀…

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たむ

たむの感想・評価

4.0

戦前戦中戦後にかけての女性の人生を描く激動の映画です。
戦後、戦前、戦中、そして戦後と時間軸を入れ替えながら、描かれていきます。
回想のきっかけとなるのが、死や淡い想い。
受難劇ではあるのですが、こ…

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