皿鉢小鉢てんりしんり

山田村ワルツの皿鉢小鉢てんりしんりのレビュー・感想・評価

山田村ワルツ(1988年製作の映画)
3.4
とんちんかんなことを言って周りが”ズッコケる“とか、アニメ演出のノリそのままを役者にやらせると、身体性の限界を否応なく感じさせられる。金子修介『うる星やつら』の脚本も書いてたし、その手のドタバタ感は強烈にある。おかげで退屈はしないが取り立てて突出して何かが面白いわけでもなく……村に大挙してブスが押し寄せるっていうのはかなり力入れてやってるけど『キートンのセブン・チャンス』ほどのバカバカしさには至らず……
他人の家にズカズカ入ってきてテレビぶち壊すとか面白いはずなのに、テレビ見てる側の人の反応をちゃんと撮っていないので微妙。
『の・ようなもの』の伊藤克信が一瞬出てて、この人『早春物語』でも一瞬出てるが、顔が面白いのでめっちゃ目立つ。