ガブXスカイウォーカー

山田村ワルツのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

山田村ワルツ(1988年製作の映画)
3.5
《あらすじ》
山田村青年団は見合いをしてもまったく嫁の来てがない。そこで村長たちは一計を案じ、嫁さん候補に日本中のブス(顔はモザイク処理)を集めた。数百人のブスは青年団を逆レイプするが、抵抗されたことに気を悪くして、結局村を去る。
青年団は山田村を訪れた天才少女作家、綾小路レイカの助言により、正しい村を目指して、村中の電化製品を破壊しまくり、トンネルを爆破して外界から遮断してしまう。みんな、レイカと結婚したいために必死。
しかしレイカは現代っ子。やはりTVのない生活には耐えられない。レイカはみんなを振り回したことを謝罪し、山田村の出来事を小説化して花嫁募集に貢献することを約束して街に戻った。
後日。青年団の期待を裏切り、レイカは自分ではとても山田村の素晴らしさを書けないと作品を没にする。その頃、山田村では名物のダボチャが60年に一度と言われる花を大量に咲かせ、その花粉が日本中に舞うのであった(吉兆か?)。


金子修介監督、一色伸幸脚本の佳作。
山田村に漂うダボチャのくさい臭いを黄色い映像で表現したこだわりようがいいし、なによりギャグが80年代ならではのノリで面白い。後味のいいスラップスティック・コメディ映画であった。


30年ぶり(劇場公開時以来)に観賞したんだけど、DVDの画質が悪くて残念。