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山田村ワルツの8bitのレビュー・感想・評価

山田村ワルツ(1988年製作の映画)
2.5
小〜中学生の頃だったかな。
深夜のテレビ放送で観た記憶が。

当時米米クラブが好きだった私は彼らの出演シーン目当てで、睡魔とつまらなさと闘いながら最後まで観ました。
ヒロインの作家役の子はたしか「ちゅうかなぱいぱい」という子供向けの特撮ドラマに出た後、消えてしまいましたが一体何処へいってしまったのでしょうね。

で、お目当ての米米クラブはというと、村祭りバンド「山田実とトップゴージャス」という名前で、何故か青白いメイクをして登場しました。
出番は一瞬でしたが、この村祭りのシーンで歌われる主題歌「嫁津波」がとにかく衝撃的でした。
デュラン・デュランをバックに北島三郎が歌ったような超絶カッコイイ曲。
古今東西様々なサウンドを取り込みつつ自己流にパロディ化することを得意としていた当時の彼らならではセンスの光る一曲です。

で、肝心の内容はというと、過疎化が進み嫁不足となった村に日本中のモテない女性を集め、村の独身男どもに一斉に襲いかかるという、今となっては炎上必至なストーリー。

米米だけでなく、「村々しい~」とか「ぴゃっぴゃっぴゃ」といった意味不明なセリフや、不味そうな漬物とかが印象的でした。
一度観たきりなのにストーリーや台詞もよく覚えているので、もしかしたら良い映画なのかもしれません。
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