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トリコロール/白の愛のkinakoのレビュー・感想・評価

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)
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「愛の平等」というテーマで描かれた本作。パリに住んでたポーランド人の夫が夜の営みが出来ないという理由で、妻に三行半を突き付けられて故国に帰り、妻に復讐をするために、財産や土地を入れ、奮闘する。一度二人の関係が真っ白になった事によって、また二人の関係が始まる。所々で白が象徴的に使われていて、結婚式の妻のドレス&祝福の光、祖国の雪景色、絶頂の白・・。一度死んだ事で、人生を生き直せた。ラストの手話で二人は平等になって、またやり直せる未来が待っていそうだった。全てを洗い流し、妻の愛を再確認したカロルの顔がいい。
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