このレビューはネタバレを含みます
これ好きだったなあ、って思い出したのでレビューする。
メル・ギブソン、ジュリア・ロバーツ主演のサスペンスミステリー。
ポスターとか見て、イケおじと美女の良くあるサスペンスか、と思うなかれ。
何と今回のメル・ギブソンが演じるのはやたら被害妄想が酷い陰謀論者の変なおじさん。そしてジュリア・ロバーツ演じるアリスのストーカー。
ヒエッ!
普通ならこんな怪しい人、社会から煙たがられて美女に訴えられて終わり、だけど、さすがはメル・ギブソンの演じるおじさんは一味も二味も違う。
アリスが関わるようになってから彼の主張する、CIAやら FBIやら何やらに関する怪しい陰謀がどんどん真実味を帯びていく。
そして彼がかつてあの悪名高きMKウルトラ計画の被害者であった事が明らかになっていくのであった。
やっぱり見どころは、隠れ家(ていうか自宅)からの脱出シーンでしょうか。
追手の足止めを兼ねて、戻れる事を完全に諦めた、家財のみならず調査結果の証拠品を全て抹消する仕掛けを施した脱出は爽快そのもの。
彼がどうなったかはよく覚えていないけど、ラストシーンは希望が持てるものだった気がします。