若き純粋無垢な新人弁護士と嘘や金にまみれた弁護士業界を対比させた作戦。
「依頼人の期待に応えるために、裁判のたびに超えてはならない一線を一つ超えて、いずれ僕もああなってしまう」
という言葉が印象的でした。
どんな仕事も始めた頃は、熱意と希望に満ちあふれてたはず。
ひとつひとつこなしていく度に、自分に言い訳をしてしまっていないか。
登場するDV男の「お前が悪い!なんでこんなことさせるんだ!」という言葉さえも、そういったメッセージ性を感じさせました。
やっぱりこの時代の映画は感じることが多くていいなぁー。