このレビューはネタバレを含みます
「汚れた水の中で泳ぐもう一匹のサメ」
勝訴を勝ち取る為に、越えてはいけない一線を越え、やがて気付かぬうちに……
という弁護士ジョークで幕が下りた訳だが、まさにそんな内容。
初めは、設定や背景に馴染みが無く、難し過ぎてイマイチ物語に入れないという洋画あるあるな作品だったが、進むにつれてしっかり冒頭のシーンも理解できた。
こういう、小さな正義が悪に立ち向かって打ち勝つ勧善懲悪な作品凄く好き。
ただ、これを成し遂げるまでに人が亡くなったり、不正に手を染めたり、悪事を暴いた事で会社が亡くなりそれによって被害を被った民間人が何万と居ると思うと、勧善懲悪達成でハッピーエンドとは言い切れないモヤモヤも残る。
ただ、それでも自分は正義が巨悪を打ち砕いた面を讃えたいし、そういう人間でありたいなと強く思った。
それと、必要悪について誰かと話し合いたくもなりました。
Netflixは5/31に配信が終わってしまうので悲しい。