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ハンバーガー・ヒルのharuのレビュー・感想・評価

ハンバーガー・ヒル(1987年製作の映画)
3.5
2021/4/19 鑑賞。
シネマート心斎橋 にて鑑賞。

時はベトナム戦争時代。
第101空挺師団は数日の現地休暇の後、エイショウバレーに向かう。
そこは米兵達にとってもは嫌う地域。
現地に降り進むと敵の全線ベースが・・・。
次々と敵弾に倒れる兵士達。
10日間に及ぶ戦闘。
「あの丘を占領しろ❗」その合言葉に泥だらけになり戦い続ける・・・。


この作品がリバイバル上映するとは思ってもいませんでした。
当時、当作品は戦闘シーンがリアル過ぎて気持ち悪くなりました。
しかし、それだけ「リアルに描かれている」という事で「プラトーン」とベトナム戦争2大作品だと思ってました。

また有名俳優が居ないという(知らないだけ・・・😅)事もリアルが増します。

兵士の台詞も良く、「軍曹、こんな丘を占領して何するんですか⁉️」
軍曹「さぁな、駐車場か何かにでもするんだろ・・・」

この言葉から
・兵士達は上層部に対し信頼感が薄らいでる。
・誤情報が多く無駄な作戦が多々あった。
・味方同士の情報共用出来てない。
の様な事が伺えます。

また、任期を終えて帰国しても反戦グループから嫌がらせを受け妻は浮気され「自分の居場所」を失い戦地に戻った事を告白する軍曹の台詞に戦争の虚しさを染々感じます。

「アメリカの負け戦」と言われる意味が良く解る作品ですが「血が苦手」な方は、あまりオススメ出来ない作品です‼️
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