せっかく新兵たちそれぞれのあだ名や特徴を覚えても皆死んでしまう。泥と煙で誰が誰だか分からない中、僅かな特徴で、あ~あの兵士かって分かった時イコール死ぬ時なのが虚しくて悲しい。皆その他大勢として呆気なく死ぬ。
例え生きて帰れてもこの人達はアメリカでバッシングを受けて、社会復帰するのにも苦労したりPTSDに苦しんだりするんだなあ...。大学へ行くために従軍しなくちゃいけない若者たち。本当にいやだけど日本が今後徴兵を再開するとしたら同じことになるんだろうな。
いつの間にか兵士達はわたしの年下になっていて、映画から受け取る感情も微妙に変わっていた。