カーズWSA

007/カジノ・ロワイヤルのカーズWSAのレビュー・感想・評価

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)
5.0
おもしろさ千%。文句なし。っていうかこんなにおもしろかったっけ?

まず言いたいのはエヴァグリーンの美しさがもう、ちょっと何ていうか次元を超えてる。エレベーター乗る前、あのマジ顔を斜めの角度から見た画がイチバン好きです。

中身は海岸で美女が馬に乗って登場するとことエヴァグリーンの美しさしか覚えてなくて、何より最近系になってしまった007シリーズのハジマリとしてむしろあんま好きじゃない、という記憶だったんですが。

最近ってイメージがあるけど2006年でドイツワールドカップの年。大好きなのに大嫌いだったジーコジャパン。主力は同年代。ゴールデンエイジ。
この辺りは転職したり同棲始まったりで忙しく心にヨユウがありませんでした、今思うと。ジーコにも007にも不満を募らせたんでしょう。

ジェームズボンド、リニューアルオープンしました。これまでは一応世界としてはずーっと同じで続いてきましたが、違う世界のボンド。
スティールボールラン的な感じ?時が加速して一巡した世界。マイク・O。

当時から賛否あったような世界で僕は否でした。俺のボンドじゃないやい!の世界。

でもあらためて観たらこの15年くらいで免疫が出来たのか、最初から最後まで目が離せず。このボンド、アリだな、と。

今更ながら、あのまま同じ路線でやってくのはムツカシーんだろう、と想像できるようにもなり。
するとスルスル入ってきてメチャクチャ楽しめました。俺のボンドからみんなのボンドへ。

お気に入りポイントとしては空港。バタバタの末、最終的に相手が起爆装置を押したときのボンドのニヤリ具合いが良し。やってやった感。

コネリーからブロスナンまで過去20作あっての生まれ変わりです。完全にテイストが失われてるわけではないんですが、新しいボンドはこうですよ、と全編通して教えてもらいました。
経て からの ここ

次は覚えてる。次はオルガキュリレンコちゃん。
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