うーん、これはまだまだダニエル・クレイグの良さが発揮されていませんね…。M(ジュディ・デンチ)への反抗的な態度やキレのいい言い回しなど、随所に彼らしさが見えるものの、単調なストーリーがダニエルの足を引っ張って台無しにした感じです💧
ブロスナン時代から変わらない、お決まりのパターンに沿ったお決まりの展開で、リアルさがあまりにも不足❗️せっかく個性的なダニエルの1作目なのだから、もっと彼ならではの覇気と気の強さを発揮してもらわなくては。
例によってボンドガールは悪役にしか見えないのばかりで見ていてイライラするし、悪役の言動も紋切り調で、何がしたいのかさっぱり。
ということで、ダニエル・クレイグの本領を堪能するには2作目の『慰めの報酬』からスタートした方が良さそうです✨