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007/カジノ・ロワイヤルのtakeachanceのレビュー・感想・評価

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)
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前作までジェームズ・ボンドを演じた
ピアース・ブロスナンが降板して、
今作から6代目ボンド役としてダニエル・クレイグが演じた初の作品。
2006年公開の007シリーズ第21作。
原作に比較的忠実なシナリオになっている。

冒頭のボンドが犯人を追いかける場面で、
このシリーズのコンセプトが
大きく変化したことを観客に印象付ける。

個人的に、今まで見た007シリーズの中で1.2を争うほどの面白さ。
でも1位は『ロシアより愛をこめて』かな。
ああでも『女王陛下の007』も捨てがたいなあ。

怯えた少女のような姿でシャワーに打たれるヴェスパー。
そんな彼女に無言で寄り添うボンドに胸を打たれる。

ラストは少し切ない。
一人の女性を一途に愛する人間味あるボンドが素晴らしい。
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