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陽暉楼のyaotomoのレビュー・感想・評価

陽暉楼(1983年製作の映画)
3.0
キャットファイト、女に啖呵を切らせる、乳房を曝け出す体当たりの演技と五社英雄の得意技はやはりこの映画でも出てきた。
セリフ、セット、演技、世界観がとっても自分好みだが、
鉄道の利権をめぐるヤクザ同志の争い
主人公桃若の恋、盲目の弟、殺された母の存在などなど正直色々盛り込みすぎてそれぞれを深く掘り下げるわけでもなく中途半端だった。
ただ、後の吉原炎上に出てくる二宮さよ子、西川峰子の面々が出てくるのは楽しかったし、芸妓の舞を踊りながら主人公に変わる変わる耳打ちをするシーンは秀逸だった。

「チャールストン教えとうせ〜❤️」というセリフが耳について離れない。
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