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ポンペイ最後の日のlemmonのレビュー・感想・評価

ポンペイ最後の日(1935年製作の映画)
4.0
改めて考えさせられた。

古代ローマを舞台にキリストも絡めた(敢えて名前を出さないとこは粋)教訓めいた話しではあるが、物語がわかりやすく、素直に楽しめた!

主人公は鍛冶屋から剣闘士を経て、奴隷商人、総監ピラトの側近となった男マーカス。

マーカスが冒頭から悲劇に見舞われ、運命に翻弄されながら、生きていく上で何が大切かを問う。
ほんとわかりやすい。差し迫った出来事に対して、その時その時で大切なものが変わり、悪の道へ進むこともあるが、そこには後悔が待つ。

クライマックスは迫力ある映像と神秘的な描写もあり盛り上がる。


マーカス演じたプレストンフォスターがよく合っていた。でかい体をめいっぱい動かして、古代ローマ時代に振り回される大男を演じる。

楽しかった😄。
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