数々の名作に携わったベテラン照明技師のインタビュードキュメンタリー。
見たことある映画がどんどんでてくる気持ちよさも味わえる。
個人的には勝新が監督した「座頭市」の温泉のシーンやばいと思ってて、それもでてきたのでびっくりした。「不良少女」の燃え盛る鶏についての言及はなかったので、やっぱホントに燃やしてたのか。
大映や日活など、ハイレベルな美術まわりをこうしたひとが下で支えていたのがわかると同時に、この方の照明がレベルを引き上げていたまであった。
いくつか見たい映画ができたけど、またしても視聴難易度高いんだよなぁ。このドキュメンタリーに制作で関わっている和田誠の「真夜中まで」はなんで、どこにも置いてないんだ？
面白かった！
探せばネットに照明用語辞典なんかありそうだけど、見ながらメモっておいたジャーゴンを書き写しておく。
SP 中編映画
ロケマッチ スタジオ撮影と野外撮影の変わり目がうまくいってるかどうか
ゼネ ゼネレーター＝電源車
キャッチ 目に光を入れる
キーライト 主光源
オプチカル 現像で効果を加える
カポック 発泡スチロール製の簡易レフ板
盗み ゲリラ撮影
特機さん クレーンを操縦するひと
