らんらん

祈るひとのらんらんのレビュー・感想・評価

祈るひと(1959年製作の映画)
3.0
日活、モノクロ、文芸
出演者、月丘夢路、芦川いづみ
金子信雄、小高雄二、宇野重吉
沢本忠雄、香月美奈子、下元勉、信欣三
細川ちか子、高野由美、東恵美子、奈良岡朋子、近藤宏、内藤武敏など

【内容】
まとめると
両親の不幸な結婚を見てきたせいで結婚に後ろ向きなヒロインが少し前向きになるまでのドラマ?
何度も回想しながら過去を明かしていくストーリー

ストーリー
アキコさん(芦川いづみ)はお年頃なので母親やおばさんからは見合いを勧められているが乗り気ではない
それでもなんとなく小高雄二とお見合いをして、全然好きでもないけど結婚しちゃおうかなぁーとなりそうになるものの、、、

・主な登場人物
ヒロイン(芦川いづみ)、母(月丘夢路)、父(下元勉)
叔父(信欣三)、ナース(奈良岡朋子)、母の知り合いの社長(金子信雄)
お見合い相手(小高雄二)、高校からの友人(沢本忠雄)、バイト先の教授(宇野重吉)

【感想】
んー、なんかどうでもいいw
ヒロイン芦川いづみの気持ちに共感出来ないところが多いし、死んだお父さんがヒロインと母に冷淡だった理由ってのもしょうもなさすぎる

母が浮気してて自分の子じゃないから、ならまだわかるけど
母の心にいつまでも好きな人(金子信雄)が存在してるのが許せない、みたいなトンデモ理由が理解出来ない

あ、でも芦川いづみが結婚しようとした理由が
「クラキさん(金子信雄)が嫌っているから」ってのは凄いと思う
こちらもなかなかトンデモな理由ではあるけど、なんか絶妙なところついてると思う
嫌いな人と同じ考えなのが嫌で逆をいくみたいな?

・出演者メモ
月丘夢路はクレジットトップではあるけど助演、ほぼほぼ芦川いづみの主演作
金子信雄も出番は少ない、そのせいでどういうつもりなのかよくわからない
まあズルズル関係続けてるわけでいい人ではないんだと思う

・まとめ
とにかく暗くて辛気臭いシーンが多いので面白はない
そして、とにかく過去ばかり振り返る映画
隙があれば回想、その回想の中からも回想したりする(高校時代の回想から子供時代の回想に入ったりもする)
そのせいで現在地点はどこだっけ?ってわけわかんなくなるところがあるのもマイナス
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