このレビューはネタバレを含みます
人との関わりはそこそこで、自分を出すような深い関わり方を自然と避けてきているアメリ。
恋愛もしてみたけれどあまりピンと来ない。そして,この世界はちょっとどこかおかしいと感じている。
そんなアメリがブリキの箱を手に入れるところから物語は始まる。そのブリキの箱,40年前のものを持ち主に返そうと努力して。返した時に、人生の意味が見つかる。人のために、動き始める。
そして、最後には自分のために動くことを決断する。作戦を練るのではなく、正面からぶつかること。たとえ、壊れたとしても大丈夫。ぶつかることを避け続けているとガラスの心になってしまうから。
最後のバイクのシーンはとても素敵。アメリが幸せになって欲しいと思えた。