あかぽこ

娘・妻・母のあかぽこのレビュー・感想・評価

娘・妻・母(1960年製作の映画)
4.1
厳つい位スゴいキャストの競演と、何か成瀬巳喜男監督っぽく無い様な感じの作品。

家族間遺産相続、老いた親の面倒、金銭トラブルに再婚話etc.…って、今も良く見るホームドラマ的作りは、巨匠プロデューサーと言われてる向田邦子系、橋田壽賀子辺りがまんまなぞってる(パクってる?)のが良く解る…。

世知辛い終わり方と思いきや、ギリギリなんとか救われる感じの2人の主役女優のやり取りや、公園でのラストなどは、洋画には無い邦画でなければ浸れ無い余韻でした。
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