どうぶつどどいつ

コロッサル・ユースのどうぶつどどいつのネタバレレビュー・内容・結末

コロッサル・ユース(2006年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

なんか気軽に感想とか言えないような感じでした。退屈だと言ってしまうこともできるんですが、そうも言えないようなところもあって観てしまうので眠くはならない。このまえに観たジャンマリーストローブのドキュメンタリーを撮った人の映画なので、俳優の演技のつけかたも斜めの構図にするのも似てるんですが、違うのはこの映画のほうが人を寄せ付けない感じがすることかもしれないです。同じセリフを何回も言ったり、とても長いセリフを女の人が実にうまく喋ったりするんですが、その背景は全然わからなくてそれが凄みみたいなのになってるのかもしれないです。
なんか知らないけどあの赤ちゃんがはじっこに写ってるのが凄いなと思いました。ボールペンでテーブルをグシャグシャやってるとポータブルプレーヤーを持ってきてレコードをかけます。ハイライフみたいな陽気な感じの曲ですが内容は政治の宣伝の曲みたいで、ボールペンのグシャグシャで音が何回も飛んだりします。レコードをかけてるほうが音が飛ぶからボールペンのグシャグシャを止めるのですが、そのうちにレコードが終わって無音になるのに、ボールペンのグシャグシャは止めたままにします。上から飛び降りて足が短くなったとか言ってるし、ストーリーとかはよくわからなかったです。