たーぼーん

コロッサル・ユースのたーぼーんのレビュー・感想・評価

コロッサル・ユース(2006年製作の映画)
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ホース・マネーと似た系統の作品だった事が、観た自分にとって想定内だったか想定外だったかさえよくわからない。(笑)
観ている間はなかなかにパワーを要する作品だが、例えば今回観る機会を逃してしまったヴァンダの部屋辺りの観賞の機会が再度訪れたら、、、、、間違いなく観るだろう。
オリヴェイラからポルトガルの精神(心の痛みを含む)の語り手の役割を引き継いだペドロ・コスタが人々の思いの断片を繋げていく様な形で、表現される過去の出来事。
この作品は可能ならば映像を入手し、細かく見返して構成・順序を分析していくと、作者の意図を理解出来てかなり有意義なものとなる気がする。