『黄泉がえり』の逆。
過去に未練のある4人の人間が、ある時点に戻りその未練を昇華させる…。
ほぼほぼ英明とミムラのお話が大半を占めていたが、きちんと色んな種を蒔いたうえの演出で、ラストの刈り取りがとてつもなく素晴らしかった。泣くしかない。
特に、勝地涼と臼田あさ美、出会うはずのなかった母子の最期の会話は“血”の絆感で、本当に数分しかないシーンだけどボロボロ涙が出てきた。
だけど、あのエンドロール前の演出はちょっとクサすぎて…。気持ちはわかるけど丁寧な描写がだったのに一気にチープになってしまい非常に残念だった。『タイ◯ニック』じゃん。
あんな感じで近所のお姉さんとドキドキする体験をしたかった…。