このレビューはネタバレを含みます
若かりしミムラ、伊藤英明、勝地涼の美しいこと。。この時代の美男美女ってそれぞれの色気があって好き。
盲導犬アンバーのくだりでいきなりちょい泣きからの、ウスイミツオのエピソードがうっすいなーって笑
本筋は、設定が効いてるなと思う。幼い頃の憧れってその後の恋愛観にも大きく影響する気がする。和美の両親死んだ事情のぶっ込みいる?とは唯一思ったけど。子役の演技が自然でとても素敵。このいじらしさは見たことがあると思ったらドクターコトーに出てた人か!
ラストはタイタニックを彷彿とさせて、あの名シーンが和製バージョンで観られることに胸熱でした。死んだらあんな世界に行けたらいいのに。
それはそうと鑑賞のきっかけが、学生の頃、TSUTAYAにあてなく通っていたときによく見かけたタイトルをふと思い出したことで。。タイトルの力について想った。最後まで鑑賞し、それがヒロイン側の想いだったことにも10数年越しにびっくり。ジャケの、目を閉じた伊藤英明のイメージが強かったから。
日常のあれこれで、拗れた心が少し癒されるような作品でした。原作読みたいなと思った。