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この胸いっぱいの愛をのodyssのレビュー・感想・評価

この胸いっぱいの愛を(2005年製作の映画)
3.3
【感傷的な甘い映画】

(以下は18年前に書いたレビューです。)

タイムスリップ映画。 

2006年1月、東京から北九州市門司に向かう飛行機に乗った主人公(伊藤英明)ら数名は、なぜか門司に着いた時点で20年前に戻ってしまう。 かつて子供時代に1年だけ祖母の経営する門司の旅館に預けられていた主人公は、当時ひそかに惹かれていた音大出たての美しい女性(ミムラ)と再会する。20年前、彼女は難病のためにほどなく死んでしまっていたのだが、その時代に戻った主人公は何とかして彼女の命を救おうと考えて・・・。 

非常に甘い、感傷的ムードに塗り込められた作品だが、まあ悪くはない。私としては、脇役だが主人公と一緒にタイムスリップしたチンピラがかつて自分を生んですぐ死んでしまった母に会いに行くという設定で、母として登場する臼田あさ美に注目した。私好みの美形なのである。今後に注目! 
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