高橋早苗

この胸いっぱいの愛をの高橋早苗のレビュー・感想・評価

この胸いっぱいの愛を(2005年製作の映画)
3.3
2006年
飛行機で降り立った場所は
間違いなく 目的地だった

なのに時間だけが
1986年・・・



20年前の“自分”に出会って
タイムスリップに気づく男

そして同じ飛行機に乗り合わせていたらしい
二人の男と盲目の老女

盲導犬に会えた彼女が 姿を消したことで
「思い残したことを遂げたら
 元の時代へ戻れる」
と考えた三人はそれぞれ…



「・・・どうなってるんだ」
と顔つき合わせるのが
男三人で

「20年前なら
 あの時看取れなかった盲導犬に会える!」
と大喜びするのが女

ってのが
わかりやすくて思わず笑った


進めば進むほど
なんでそうなるんだよーって
ツッコミどころが目について…

目に“つかせない”パワーは
ないみたい。
ただ、



誰かが死ぬ
死ぬかもしれない。



ってお話は
パワー不足でも
最後まで引っ張られちゃうんだな~これが。




劇中
唯一ドキッとした台詞
「そんなことあんたに関係ねぇだろ!」
・・・ドコで?かは
観てのお楽しみで。
高橋早苗

高橋早苗