やきうどん

愛のむきだしのやきうどんのレビュー・感想・評価

愛のむきだし(2008年製作の映画)
2.2
全く面白くなかったけど作品への情熱は感じた。良い物を作ろうとする信念みたいなものが窺えた。映画2本見ることが出来る無駄な時間を過ごしてしまったけど、いつか見ないととは思ってたから仕方ない。
4時間近いから中弛みするかと思いきや、適度に満島ひかりのパンチラが散りばめられていたおかげで退屈せずに見れた。満島ひかりのパンチラで高揚して安藤サクラのパンチラで冷めるのでプラマイゼロを最後まで維持出来た。

満島ひかりの原石感が凄かった。あんなに別格に素材いいのになかなか売れなかったとゆうか、陽の目を見なかったのは、日本の芸能事務所ありきのクソみたいなキャスティングをよく表している。
けど、園子温は出演者に手を出すらしいし、ワインスタインとか海外でもそれは同じだし、ジャニーはけつあな確定させまくってるしほんとどうしようもないなどいつもこいつも。

存在しか知らないけど、にっしーって歌手は熱狂的なファンが多いイメージなんだが、この映画を見せつけられた若い女の子達がかわいそうで仕方ない。4時間の拷問。せめて腹筋位サービスショットしてあげるべきだった。

いちいちカート・コバーンを出すあたりがダサ過ぎた。オッサンのセンス全開。他の映画でもサブカル感を出したいのかやたらとカート・コバーンの名前出すけど、ニルヴァーナはアングラではなくメジャーのメインストリームど真ん中なので勘違いしない様に。

最近の漫画でも宗教を題材にしてるのがあるけどことごとく失敗してる。そもそも宗教なんて頭が悪いか、頭がおかしいか、思慮が浅いか、要はまともな普通の一般人が共感や理解出来る訳がなく、それを適当な表現で扱ってしまうとただの独りよがりになってしまう。サイコパス殺人鬼の映画の方がまだわかりやすいし、フィクションとしてはまだ面白い。
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